住みやすい街とは?共通点と特徴を条件別・世帯別で紹介!
同じ場所に長く住み続けるなら、自分が「住みやすい」と感じる街を選ぶことが大切です。ただし、人によって住みやすさを感じる条件は異なりますので、自分が何を重視するのかを明らかにする必要があります。
当記事では、長く住める場所を探している方に向けて、住みやすい街の特徴をご紹介します。年齢や家族構成別に住みやすさを感じる条件も解説しているので、自分に合った街を探している方はぜひ参考にしてください。
【この記事はこんな方におすすめです】
- 引っ越してから後悔したくない方
- 同じ場所に長く住み続けたい方
- 物件の購入を検討されている方
- 住みやすい街の特徴を知りたい方
【条件別】住みやすい街とは?共通点・特徴を紹介
せっかく引っ越しをするなら、「住みやすい街で暮らしたい」と考える人が多いのではないでしょうか。住みやすい街とは、自分にとって重要な条件が揃った街のことで、長く住み続けられる場所でもあります。人によって重視する条件は異なりますので、自分のライフスタイルに合った街を選びましょう。
ここでは、多くの人が住みやすさを感じる街の特徴を8つご紹介します。
交通の便が良い
交通の便が良いことは、多くの人が重視する共通の条件です。
学校や会社まで乗り換えせずに行ける駅や、複数路線が乗り入れているターミナル駅、快速や急行が止まる駅の近くがおすすめです。最寄り駅までのルートや、運行本数、終電の時間は必ずチェックしておきましょう。
車で移動することが多い場合は、周辺道路の交通量や道幅、渋滞する時間帯、裏道などを事前に調べることをおすすめします。
治安が良い
安心して生活するためには、街の治安が重要です。特に、帰りが遅い人や、女性の一人暮らし、子どもがいる人は注意しましょう。治安が良い街と悪い街の特徴は下記の通りです。
治安が良い街の特徴
- 街灯が多い
- 保育園や幼稚園など子ども向け施設が充実している
- コンビニに女性誌が多い
治安が悪い街の特徴
- 夜道が暗い
- 深夜営業している遊戯施設がある
- 飲食店や風俗店が多い
夜道が暗いと事件に巻き込まれる可能性が高いため、街灯の数は必ずチェックしましょう。
子ども向け施設の近くは、地域住民の防犯意識が高い傾向があります。反対に、飲食店や風俗店などが集まる繁華街は、酔っ払いや若者が集まりやすいため事件に巻き込まれる可能性が高くなります。
街の治安を確認したい時は、コンビニの本棚を見ると客層が分かります。地域によって売上の良い本を並べるため、女性誌が充実しているコンビニは女性の多い街だと考えられます。その地域で起きた過去の事件や犯罪を調べておくと、より安心です。
公園や病院・学校など子どもの利用する施設が近い
子どもがいる方にとっては、子育てのしやすい街が住みやすい街と言えます。
大きな公園や豊かな自然がある地域は、のびのびを子育てすることができます。教育に力を入れたい方は、学習塾や予備校、進学率の高い学校がある街がおすすめです。
夜間診療に対応してくれる小児科が近くにあるか、自治体が行っている子育て支援がどのような制度なのかを確認しておきましょう。
家の周りに商業施設が揃っている
日常的に利用するスーパーやコンビニはもちろん、デパートやショッピングモールなどの複合商業施設も近くにあると便利です。どのような商業施設があるのかだけでなく、営業時間や品揃え、入っているテナントまで確認しましょう。
一人暮らしの方であれば、夜遅くまで開いているお店や、お惣菜が充実しているスーパーがあると便利です。家族がいる方は、遊びに行ける映画館やエンターテイメント施設が入った大型商業施設の近くがおすすめです。
大きな音の出る施設が家の周りにない
静かに暮らしたい方や、騒音が気になる方は、大きな音が出る施設の近くは避けることをおすすめします。
例えば、工場が近いと日中の大きな作業音で仕事や勉強、お昼寝の妨げになる可能性があります。パチンコ店が近くにあると、扉の開閉時に店内の音が漏れたり、開店前に行列ができ、うるさく感じる場合があります。
街の雰囲気が合っている
都心部と地方、高級住宅街と下町など、街によって雰囲気は大きく異なります。良し悪しではなく相性の問題ですので、自分に合った雰囲気の街を選ぶことが大切です。
賑やかな街を好む方は、駅周辺の繁華街や都心部に住みやすさを感じます。反対に、静かな場所でのんびり過ごしたい方は、一軒家が並ぶ住宅街や地方がおすすめです。
資産性が高い
家を購入する場合は、資産性も重要なポイントになります。購入した家は、いずれ売却するか相続することになるからです。資産性が高いと、好条件で売却できたり、価値の高い相続資産として子どもに引き継ぐことができます。
また、賃貸物件として活用する可能性を考えると、資産性の高い家の方がスムーズに収益化を目指せます。
再開発が進んでいるエリアであれば将来的に資産価値が上がる可能性があるため、街の開発計画を確認しておきましょう。
災害の被害が少ない
安心して住むためには、地震や台風などの災害に強い街であることが重要です。
各自治体が公表しているハザードマップを確認し、どこにどのような被害が起こりやすいのか、崖崩れや洪水が起きる危険性はどの程度あるのかを必ず確認しておきましょう。
かつて田んぼだった地域は、震災時に液状化現象が起きるリスクが高く、河川の近くは洪水で浸水するリスクが考えられるため、注意が必要です。
【世帯別】住みやすい街の共通点・特徴
住む人の家族構成やライフスタイルによって住みやすさを感じるポイントは異なります。そこで、世帯別に「住みやすい」と感じる街の特徴をご紹介します。
一人暮らしの方の住みやすい街の特徴
一人暮らしの方が住みやすいと感じる街は、利便性の高い街です。
- 通勤や通学がしやすい
- 一人暮らしの多い都心部
- スーパーやコンビニが近い
通勤や通学、買い物をするにあたってアクセスの良い街が一人暮らしには適しています。物件を選ぶ際は、防犯の観点からオートロック付で2階以上の物件がおすすめです。住み続けるためには家賃負担が大きすぎない物件を選びましょう。
共働き世帯の住みやすい街の特徴
カップルや子どもがいない夫婦など、共働き世帯が住みやすいと感じる街は、商業施設が充実した街です。
- お互いの通勤が便利な立地
- 駅前や繁華街など深夜までお店が開いている地域
- ショッピングセンターなどの商業施設が近い
仕事が忙しい2人には、お互いの通勤が便利な場所で、夜遅くまで開いている飲食店やスーパーのある街がおすすめです。カフェや映画館、ショッピングモールが近くにあると、お出かけにも便利です。
子育て世代の住みやすい街の特徴
子どもがいる家族世帯には、子育て環境が整った街が住みやすいです。
- 保育園や託児施設の近く
- ファミリー層が集まる住宅街
- 小児科や耳鼻科など医療機関が充実した地域
子育てと仕事を両立するなら、自治体の子育て支援が充実している地域がおすすめです。子どもは体調を崩しやすいため、深夜診療に対応してくれる小児科が近くにあると安心です。同世代の子どもが多い住宅街であれば、子ども同士・親同士の地域コミュニティも生まれやすくなるでしょう。
シニア世代の住みやすい街の特徴
シニア世代が住みやすいと感じる街は、徒歩圏内の施設が充実した街です。
- スーパーや買い物ができる商業施設の近く
- 医療・介護・福祉サービスが充実した地域
- 高齢者が安心・安全に暮らせる環境
移動の負担が大きいシニア世代には、スーパーや病院など、生活に必要な施設が徒歩圏内に揃っている街が適しています。退職後は人との交流が減ってしまうため、地域コミュニティが活発な高齢者の多い街がおすすめです。
まとめ
長く住み続けるためには、自分が「住みやすい」と感じる街を選ぶことが大切です。
人によって重視する条件は異なりますが、一般的に、一人暮らしなら「便利な街」、子どもがいる方は「子育てのしやすい街」、シニア世代であれば「徒歩圏内に施設が充実している街」に住みやすさを感じることが多いです。
住んでから後悔しないためには、自分のライフスタイルや将来の生活を考慮した上で適した街や物件を選びましょう。
自分に合った物件を探したい方や、マンションの購入・売却を検討されている方は、お気軽に弊社までご相談ください。